黒の話

キャラメイクしたキャラをスタジオで見たとき「なんか違うな」てなることあると思うんです。
とくに黒の発色が、そういやここについて書いてる人いないなと思ったんで書いてくよ。

黒のワナ

ファッションやカラーコーデで有名な話が「黒が一番難しい」てやつですね。
無難、万能にみえて理想通りにしようとすると超ムズイ、それが黒。
コイカツでも同じことが言えるし、スタジオで見たとき
「思ってた色と違う」感が一番出るのも黒。

黒はフィルターや画面効果の影響をダイレクトに受けるので、
キャラメイク画面と全然違う発色になることが珍しくないからです。

たとえば。キャラメイク画面のフィルターはデフォ(スタジオでいうと「昼」)なので
完全に真っ黒にしなくても下へスライダーを寄せていけば、ほぼ真っ黒になる。
でも完全な黒じゃない、なのでスタジオでフィルターを変更するとこんな現象が起きる。

こんな風に、スタジオのフィルターの中には色調を抑えるやつがあるんだけど
(バニラ環境でいうとノスタルジーやフラットカラーが該当)
それを合わせると黒が浮く。でもキャラメイク画面では確認できない、
この仕様がまたムズイ、地味に超ムズイ。
なのでキャラメイク画面だけでなく、スタジオでも「黒が浮かないか」確認しておこう。

黒を使いこなせ

地味に扱いが難しい黒だけど、画面を引き締めてくれるのも黒。
一番下の黒(RGB0)はフィルターの影響を受けない、完全な黒なので
とにかく画面を暗くしたいときとか、影そのもの!て表現をしたいときは
RGBを0に近づける、もっとかんたんにいえばカラー欄呼び出して一番下を選択。
ただ服に使うには黒すぎるので、ちょっとだけグレーにするとかしたほうがいいかも。

あとキャラメイク画面ではフィルター適応後の色が反映されない。
これ結構なワナなので、スタジオで適当な基本図形を呼び出した後
「この黒いいな」となったらカラーセットに保存、それをキャラメイクで適応すると
フィルター変更したら黒が変わった!て引っ掛かりが減ると思う。
スタジオ勢、とくにフィルターをよく使用する人は要チェックだ。